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Byblis
ビブリスとは
ビブリス(Byblis)は、食虫植物の一つで、オーストラリアに自生する植物の属名です。和名では「レインボープラント」とも呼ばれています。
特徴
- 茎や葉に粘液腺毛があり、粘着性の分泌物を出して小さな昆虫を捕らえます
- 美しい青紫色の花を咲かせます
- 主にオーストラリアの湿地帯に生育します
栽培について
栽培には以下の条件が重要です:
- 十分な日光
- 高い湿度
- 水はけの良い培養土
- 純水や雨水で
概要
ビブリス科(Byblidaceae)は双子葉植物の科で、ビブリス属(Byblis)のみを含む単型科。全種が食虫植物。
特徴
一年生または多年生の草本。葉は線形で互生し、腺毛があり粘液を分泌。花は両性で5数性、青紫色。果実は蒴果で多数の種子を含む。
分布
オーストラリアの北部と西部に分布。主に熱帯・亜熱帯地域の湿地や季節的湿地に生育。
生態
粘液腺毛から分泌される粘液で小昆虫を捕らえ、消化酵素で分解して栄養分を吸収する。貧栄養な土壌に適応した生存戦略。
保護状況
生息地の開発や乾燥化により、一部の種は絶滅の危機に瀕している。特にByblis gigantea(大型ビブリス)は希少種として保護対象。